長野県白馬村

HAKUBA

HAKUBAフィールドスイート白馬北尾根高原

オフシーズンの
誘客を目指した
新たな地域ブランディング

長野県北安曇郡白馬村は、スキーリゾート地として
国際的にも有名な観光地である。
しかし、オフシーズンの誘客に悩んでいた。

スノーピークは、新たな地域ブランディングとして
グランピングを提案。
地元企業との協業の取り組みにより、
「フィールドスイート白馬北尾根高原」と
「ランドステーション白馬」が誕生した。
そして、2020年3月には白馬村とも包括連携協定を締結した。

経緯

Background

日本にまだない本物の
グランピングを創る。

スノーピーク社長の山井太が、白馬関係者のご案内で北尾根を訪れたのは2016年10月。スキーリゾート地ならではの課題でもある「冬以外のオフシーズンの誘客」の解決策を検討するために訪れたものだった。

当日は雲一つない晴天で、白馬ならではの三段紅葉と白馬三山も綺麗に見える絶景。山井は「グランピングをしましょう!」とその場で即決し、白馬関係者と力強い握手を行った。

この日から白馬とスノーピークの歴史が始まる。

キャンプ場

Branding

目の前に広がる
大自然が一番の贅沢。

一般的なホテルやリゾートホテルの星の基準(格付け)は国や地域によって様々で、多くは室内調度品の豪華さや手厚いサービスがより良い宿泊施設の基準とされる。一方、スノーピークがつくる宿泊施設の価値は一般的な格付け基準とは全く異なる。

圧倒的な大自然の中に身を置き、プライベートな時間をゆったりと快適に過ごせることにウエイトを置いている。スノーピーク独自の価値基準を全て満たしてはじめて、体験宿泊施設「FIELD SUITE」になるのだ。

スノーピークがつくる
宿泊施設の価値基準。

  • 周囲360°見渡す限り雄大な自然に包まれている
  • 窓から眺める景色に人工建築物が入らない
  • その地域の旬の食材をふんだんに使った美しい料理を提供する
  • その土地を愛する人々によるあたたかいおもてなしサービスが受けられる
風景
FIELD SUITE

Report

これまでの人生観すら
変えるような
体験価値を。

実証プログラムを通してスノーピークのフィロソフィーを伝え、この土地ならではのホスピタリティや食や野遊びといった体験要素を真剣に磨き上げてきた。

あるゲストは滞在中、圧倒的な自然を目の前に感動し涙を流したという。またあるゲストは病を患いながらも参加し、別の季節に再び訪れることを生きがいに、闘病を続けると力強くスタッフに約束してくれた。

これまでの人生観すら変えるような体験が、FIELD SUITEの持つ力だ。たった一度の体験を通じて誰かの人生が豊かになる。そのためには、人と自然がつながる接点をもっと全国各地に増やしていきたい。

料理 テーブル 屋外の食事
夜景 キャンプ風景 カウンター風景
山と湖の風景
名称
フィールドスイート白馬北尾根高原
所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城4487-4